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ピロリ菌のお話 〜その2〜

  • 2021年4月14日

お世話になっております。金井です。
本日は当院でのピロリ菌の診断について説明させて頂きます。

当院では現在、健診や人間ドッグの胃カメラやバリウム検査でピロリ菌の感染を疑われた方、当院で胃カメラを行った方の中でピロリ菌の感染を疑う所見を認めた方に対して以下の方法でピロリ菌の有無を判定しています。

①尿素呼気検査:精度が最も高く、薬を服用し息を吐くだけでできる簡便な検査になります。ただ、朝食を食べずに来院して頂く必要があり、胃酸分泌抑制剤、抗菌薬(抗生物質)などピロリ菌に対して静菌作用があるお薬を服用されている場合、検査前に2週間以上の服用中断期間が必要となります。

②抗ピロリ抗体測定(血液検査):血液中のピロリ菌に対する抗体を調べる血液検査です。検査当日の食事や水分の制限はありません。

③便中ピロリ抗原検査:便中のピロリ抗原を調べる検査です。感度・特異度共に優れた精度の高い検査法です。 こちらも検査当日の食事や水分の制限はありません。

④内視鏡下生検法:内視鏡検査時に採取した胃粘膜組織を染色してピロリ菌の有無を調べる検査です。

※①〜③の検査は内視鏡検査を受けずにピロリ菌の判定を行えますが、内視鏡検査を受けずにこれらの検査を行う際は保険診療ではなく、自費診療扱いになります。

しかしながら、「自分がピロリに感染していたので子供の感染が心配」、「胃カメラは受けたくないけど、ピロリ菌の検査や治療はしたい」といったご希望も多くあります。当院では保険診療の適用とはならない方に対しても自費でのピロリ菌検査・除菌治療を行っておりますのでお気軽にご相談ください。

次回はピロリ菌の治療についてお話させて頂きます。

南草津あおぞらクリニック 金井 俊平